節約のからくり

結婚を意識した頃から、いわゆる主婦向けの節約雑誌は購入していました。

レシピがたくさん載っていて、節約の知識も身に付き、なによりも雑誌を買っているだけで「いい奥さん」の気分を味わえたからです。

毎月ではなく、気が向いた時だけ買って、気になる特集ページだけを見るという読み方をしてきたのですが、これを機にきちんと目を通そうと思いました。

食費は毎月○万円!

節約雑誌でよく見かけるキャッチコピーです。毎月2万円から3万円で食費を抑えている方を取材し、献立が写真で公開されていたりします。

中には1ヶ月の食費が1万円代という方もおられて、「今の我が家の食費がもし1万円代に抑えられたら、○万円も貯金できる!!」と無意識のうちに計算して驚いて注目してしまいます。

こういったキャッチコピーは表紙に大きく書かれていて、どうやったら食費を抑えられるのかという、ものすごい秘密が公開されているかのようですが・・・実は、あまり参考になりません。なぜなら、ここにはからくりが隠されているからです。

食費を抑えることができるからくりとは?

もやしやおから、豆腐などをお肉に混ぜるといった知識は、食費を抑える裏ワザです。これは役立つと思います。ですが、裏ワザよりも圧倒的に多いのが、からくりです。

よく見かける食費を抑えるからくりには、次のようなものがあります。

・家族が小食である
 
 まだ離乳食が始まったばかりの小さいお子様がいるご家庭と、中高生がいるご家庭では、同じ3人家族でも食費は大きく変わってきます。また、ご主人様の小食ぶりに驚いてしまうことも多々あります。働き盛りの男性が満足できる量だとはとても思えません。

 ご主人さまの協力の姿勢の表れなのか、食費を抑えることが優先されているのかは分かりませんが、後者であるならば良くない傾向だと私は考えます。

・食材を自給自足で賄えるか、激安スーパーが近くにある

 野菜を自宅で栽培していたり、実家から送っていただけたりする場合や、激安スーパーで食材を安く購入できる場合は、食費を抑えることができるのは当然のことです。これに加え、果物や魚介類はめったに買わないと堂々とおっしゃられる方もいて、正直、首をかしげてしまいます。

・週末は実家で食事をしたり、外食は食費には含まない

 お子さまをおじいちゃんおばあちゃんに会わせるために週末ご実家へ遊びに行き、そのまま食事を済ませるというパターンです。もしも土曜日にご主人の実家、日曜に奥さまの実家に行くことが可能であれば、月に少なくとも8日も食事を浮かせることができてしまう計算になるわけです。

 また、私が1番愕然としたからくりは、そもそも外食費を食費に計上しないというものでした。おそらく、娯楽費とか交際費とか、そういった他の項目に我が家では計上しているから食費は抑えられているという持論なのでしょう。雑誌にははっきりと明記されることはありませんが、公開されている家計簿から逆算して計算するとわかる場合があります。

どうでしょうか?これを読んで、参考になったから真似するぞ!と思えますか?できる人にはできるけれど、できない人には真似したくてもできない、これがからくりです。

同じように「たった○ヶ月で100万円の貯金に成功!」という記事もよくみかけますが、これもからくりのオンパレードです。また後日、お話しできればと思います。

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