貯金のからくり

貯金は主婦の悩みのトップ3に入るのではないでしょうか?

ご家族を大切に思われている程、将来への期待や不安はおもちでしょうし、「これでいい」というラインがないものなので、余計に考えてしまいますよね。

以前、節約のからくり(リンク)という記事を書きました。その中で、貯金のからくりについてはまた後日と書かせていただいていたので、そのお話を。

貯金って何?

まず、これが大事です。貯金は、日常暮らしている生活の中では起こりえないことが起こった時に対処できる融通のきくお金のことであると、私は考えます。

理想は収入の1割だとか2割だとよく耳にしますが、実際に貯金できるのか、また反対に、その貯金額で賄えるのか、家族の人数や保険の加入状況に応じて考えなければいけません。月収が40万円もあれば2割の月8万円の貯蓄も可能でしょうけれど、月収が20万円の人の2割は4万円です。ボーナスがあるかないかという点も大きく関わり、一概には言えないと私は感じます。

たとえ収入が高くても、支出も高ければ貯金できません。支出が多い原因が嗜好品などであれば意識改革が必要ですし、住宅や車のローンであるようであれば売却または組み換えも検討に入れて家計の見直しを行なわなくてはなりません。ちなみに私は、ボーナスは基本的には手をつけるべきでないと思っています。毎年確実にあるものではないからです。毎月の収入がほぼ生活費に消えてしまうようであれば、尚更です。

原因が分かったら、次は貯金できる仕組みづくりをします。私の民事再生の3ヶ月の積立のことを思い出してみてください。私がアルバイトで不安定な収入の中でも、3ヶ月以上に渡って毎月欠かさず自分の口座に月8万円もの入金ができたことを。では、なぜ、できたのか考えてみてください。

貯金はどうやったらできるのか?

貯金ができるようになるコツは、自分次第です。自分の手の届かないところに置いておく意識をもつのです。これは生活費じゃないから、口座から引き落とさないと決めるのです。と言っても、この記事を読んでくださっている方の中には、給与から貯金としてお金は残すけれど、何かしら必要な支出があり、結局すぐ口座から引き出してしまって貯金が貯まらないという方もおられると思います。

そのような私と同じ意思の弱い方には、ちょっと強制的ではありますが、財形貯蓄をお勧めします。ご主人の会社で制度があれば、給与から自動的に希望額が天引きされ、そのお金が貯蓄に回される仕組みです。ご主人の会社が関わるので、緊張感を持って貯金できると思います。

もしも制度がないようでしたら、私がやっていたように、別口座を1つ用意し、貯金専用と決めて入金するのです。自分で、給与が振り込まれる口座から一定額を、貯金したい口座に自動入金されるように、銀行の窓口で手続きするといいです。この日付を給与当日や翌日に設定しておけば、給与の中でやりくりして生活をしていこうという気持ちになるはずです。

この貯金口座は、できるだけ自宅から行きにくい支店で開設し(あまり離れていると、職場が近いなどの理由がない限り、開設を断られてしまうので注意)、キャッシュカードを作らないことをお勧めします。これが意外と、出金しようと心が揺らいだ際の、大きな大きな歯止めになるのです。

もし急にお金が必要になったらという心配は、ほとんどいりません。そのようなことはあまり起こらないものですし、病院は手持ち金がなくても診察や処置を優先にしてくれます。

そして、こういったことは、ある程度貯まってからまた考えればいいのです。1度貯金を始めると、たとえキャッシュカードを持っていても、出金することにかなり抵抗を感じるようになるものです。私がそうだったのですから、大丈夫だと言い切れます。まずは少額から、とりあえず3ヶ月、続けてみましょう。何か変化を感じるはずです。

貯金のからくりとは?

節約雑誌で目標にしたいと思うような庶民派の奥さまは、月1~2万円の貯金をしておられる方が多いです。家計簿を見ても無駄はあまりなく、頑張っておられるようにも見受けられます。雑誌の表紙のタイトルのように、なるほど、1年で100万円、貯まりました。

ところが、良く見てみると、ここにもからくりがあります。この100万円はボーナスを含めた、いわゆる毎月の生活費以外の全財産なのです。そして、これであっさりと車を買ってしまうのです。

他にも、こんな驚きのご家庭が。写真で一緒に写っている子どもが2人。もうすぐ3人目が産まれるので、家族で貯金に励んでいたようです。必要最低限の支出項目しかなく、無駄な支出があるようにも思えません。食費も4人家族とは思えないほど抑えられており、徹底されておられる印象を受けます。なんて温かいご家庭なのでしょう。

・・・ん?でも、公開されている家計簿の項目に、貯金という項目がないですが。保険も、ご主人のがん保険だけですが。もしかして、妊娠中に何かあったり、この先、子どもが熱を出して医療費が3000円でも掛かったりすれば、この100万から支出するのですか?だって、もう削れるところも、毎月の積立もないですよね?と聞きたくなるような家計簿です。

そう、確実に、積立と貯金を混同しています。目的のある貯金は、貯金ではありません。後者も、これが貯金と呼べるものなのか、このご家庭の不安要素が多すぎて、とても万が一に備えたお金とは思えないのは明らかです。どちらも、とりあえず今、100万円集めようと思えば集められることを証明したにすぎないという状況なのです。

貯金がどういったものであるのか、貯めるのにはどういったことがおすすめか、お話しました。もしもまだ、毎月の貯金の経験がない方でも、意識を改める大切さと、強制的にでもしなければできないほどの大変さをわかっていただけたと思います。また、積立と貯金で用途別のお金の準備が必要なこともご理解いただけたと思います。

こうして節約雑誌に対する批判とも受け取られかねないことを言ってまいりましたが、最後に1つ、お伝えします。節約雑誌は、買うものではありません。図書館で借りてお金をかけずに読むものです。どこの節約雑誌でも、大人の事情でこれだけはおすすめされることは絶対にないですが、大きな大きな節約です。以上、私の持論でした。

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