子どもに話したい、お金のこと

ふと自分の将来を考えた時、私は自分の子どもをどのように育てるのだろうと思うことがあります。

民事再生が実行されて、貯蓄額ほぼゼロから再スタートした夫婦のもとにくる子どもは幸せなのか、そんなことも考えてしまいます。

私にかかった教育費

私の親は、私に教育を受けさせることにお金を惜しみませんでした。物心がつく前から幼児教育に通っていたと聞かされましたし、私がやりたいという習い事は何でもさせてくれました。

ピアノに習字にそろばん、絵画に英会話、学習塾、家庭教師。30年近くも昔の田舎で、これだけの習い事をしている子は、あまりいなかったと思います。今の私であれば、ガソリン代がかかるからと言って反対するかもしれません。でも、両親は私が習い事を楽しむ様子が嬉しいようでした。

とは言っても、決して裕福な家庭ではありませんでしたので、私の教育費でお金がかかる分、両親が我慢をしてくれていたに違いありません。それなのに、私は、交通費もかなりかかる隣の県の私立高校へ進学することになるのです。

高校生の時には、夏休みを利用してアメリカに短期留学をさせてもらい、3年生では予備校にも通わせてもらいました。そして留学の影響を受けて私立大学へと進学し、自宅通学が難しくなって一人暮らしまでさせてもらうことになるのです。

後の記事で詳しく書きますが、私立の高校と大学に進学すると、高校は3年間で313万円、大学は4年間で380万かかるという調査結果が出ています。これは純粋な教育費であり、学校までの交通費や諸費用は含まれていません。大学では、私のように下宿も考えられます。そうなると、もう1つ家庭を養っていくことになるわけです。

今のようにネット社会であれば、両親も私の高校や大学にかかる費用の検討がついたのでしょうが、そのような環境ではなかったため、おそらく何も知らずに私立の高校・大学へと入学させてしまったと思います。そのうえ、娘がひとり暮らしをすることになるのですから、ライフプランは狂いに狂ったと思います。

私が子どもにしてあげられること

大学在学中にアルバイトをしました。初めて働くという経験をして、お金を得るってこんなにも大変なのかと驚いた覚えがあります。

それからは、給料は振込でも、給与明細を頂く際には雇い主に「1ヶ月、ありがとうございました」と言うことにしていて、これは今のアルバイト先でも続けています。1ヶ月間働かせて頂いたことと、1ヶ月分のお給料を支給してくださったことへのお礼です。

ただでさえ生活に余裕がない状態なのに、持病を悪化させてしまい節約もできず、あげくには退職することにもなり、結果的に弁護士に頼ることになったわけですが、だからこそ今、お金の大切さというものを身にしみて感じています。

私はおそらく、両親にしてもらったようなことを自分の子どもにはしてあげることができません。出来る限りそういったことをなくしたいと思い、今、一生懸命、貯金に励んでいますが、子どもの希望を金銭面で応援してあげられない時、きちんと話をしなくてはと思っています。

そして、私が子どもを授かって育てていく中では、習い事はお父さんが働いてくれているからできることなのだ、お小遣いはお父さんの給料の一部なのだといった、当たり前のお金の話もきちんとしていきたいと思うのです。

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