督促状が毎日のように届く生活

退職した月はお給料が振り込まれたので良かったのですが、その次の月からは主人の給料だけで生活しなくてはなりませんでした。

支払うカード会社も1つではなく複数あったため、私の10万ちょっとの収入を補うのは不可能な状態でした。

かといって、すぐに再就職できるような状態でもなく、悩んでいる間に時間は過ぎていきました。

督促状が怖い

カード会社の引き落とし日から少し立った頃、引き落としができなった旨の通知が届きました。

クレジットカードの限度額に到達し、でも生活に必要なものを買わなくてはいけないからと、ネットショップの後払いを選択した支払いの督促状も来ました。

ポストを開けると、何かしら催促されるものが入っている状態で、ポストが怖かったです。解決しようにもお金はなく、連絡先に事情を説明する勇気もありませんでした。

また、事情を話したからといって、何をしてくれるんだと思っていたところもありました。

カウンセリングに行きたい

この頃の私は、自分の体調の悪さと、夫婦関係の悪さ、督促状での焦りから、気持ちがとても不安定になっていました。

もちろん買い物をしたのは私自身。

住宅ローンが自分たちの身の丈よりも高いことも分かって購入したわけですし、それで生活が苦しいのも自業自得です。まさに身から出たサビなのです。

けれど、本当に辛くて限界を迎えていました。

仲のいい友達にそれとなく話をしてみようか、そうしたら気が楽になるかもしれない。そう思ったことは何度もありました。実際に話をしてみたこともあります。

でも、自分が辛い状況をひたすら聞いてもらうというのは意外に難しく、また友人の時間的な拘束に罪悪感もあり、どこまで話をしてもいいか線引きも難しく、すぐに止めました。

そんな時、医師の言葉を思い出し、カウンセリングに頼ってみようと思いました。

実際にカウンセリングに行ってみて感じたこと

プライバシーは完璧に守られ、カウンセリングの先生は話を聞くためにいてくださいます。

何を話してもいいですし、どんな話でも先生は受け止めてくださいます。そして最後に、ちょっとした考え方のアドバイスまでくださるのです。

この最後のアドバイスが心に響き、日常生活でも思い出すことが度々あり、カウンセリングに行ってみて良かったと思いました。

ただ、何度か行ってみたものの、それ以来、足を運んでいません。なぜなら、カウンセリング料金が高いのです。カウンセリング料金は、保険適用になりません。私の住んでいる地域では、1回30分が3,000円~4,000円程度しますが、すべて自己負担です。

話していると30分なんてあっという間で、もちろん60分にもできますが料金は倍かかります。でも、考えてみてください、おかしいと思いませんか。カウンセリングを受けたいと思って実際に足を運ぶ人というのは、相当辛い立場の人です。

そしてカウンセリングという性質上、精神疾患を患っている人が大半ではないかと思います。働きながら充分な収入を得て、カウンセリングを受けておられる方も多くいらっしゃるのでしょうけれど、そうでない人の割合も多いはずです。

敷居が低い場所であるべきなのに、そうではない現実。実際に、カウンセリングはなぜ保険適用外なのかという声は、ネットを中心に数多く取り上げられています。

カウンセリングが保険適用にならない理由

ネットで調べると、中には保険適用でカウンセリングを受けることができるところもあるようですが、まだ普及しているとは言えないと思います。

では、どうしてカウンセリングが保険適用ではないのか?そのお話をします。

まず、カウンセラーが国家資格ではないということがあげられます。

専門機関で教育を受け、知識を習得している人が多いとはいえ、心理学とカウンセリングとは別物になります。また、カウンセリングを行なう際、資格が必須条件とはならないため、年配の方が人生相談の延長としてカウンセリングを行なっている場合すらあります。

ですから、既に国家予算の枠組みいっぱいの医療費にプラスして、このようなものを保険適用させる余裕はないと国は考えているようです。

次にあげられるのが、そもそもカウンセリングは医療サービスではないという根本的な理由です。

カウンセリングとは、普通の生活をしている人が、健康管理の一環として受けるサービスだからです。例えて言うならば、オイルマッサージや岩盤浴、スポーツジムなどでしょうか。

保険が適用されないので自己負担は大きいのですが、その分、保険適用では得られないものを受けられるメリットもあります。例えば、心療内科では診察は初診を除けば5分程度で終わってしまいますが、カウンセリングでは30分間、ずっと向き合ってもらえます。

といっても、私の立場から申し上げますと、メリットの方が圧倒的に大きい状態だとは言えないのですが。

国家予算関連もあり、この問題は簡単に解決しそうにはありませんが、私としましては、何か1歩でも前進してもらえるといいなと思っています。

もちろん他人事ではありませんので、私でもできることがあれば、進んで協力していきたいと思っています。

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