市役所の無料相談窓口

すでに自己解決する状況が困難なのは明白で、誰かの助けを求めることしかできない状況でした。

住宅ローン会社に、提示された期日までの支払いが難しい旨を電話相談しましたが、「明日、必ず振り込みます」と半ば強制的に言わされたかたちをとられただけで、何の解決にもなりませんでした。

怖いですが、この状況を変えなければなりません。

まずは親に・・・

頼れるのは親の存在です。

決して裕福な家庭ではなかったですし、父親は退職した身。祖父や祖母の介護などもあり、金銭的に頼るのは非常に申し訳ないことであるのは承知のうえでした。けれど、他に頼れる人がいなかったのです。

親にこの状況を話すのは、非常に辛いことでした。恥ずかしいとか情けないとか、いろんな感情が湧きましたが、それよりも親の立場になって考えると胸が痛みました。

最初は、ただお金が要るから貸してほしいと、オブラートに包んで伝えたと思います。それでは話が進まなくなって、事実を打ち明けた覚えがあります。

父親は、助けてあげたいけれど、そんな大金は用意できないと、とても申し訳なさそうに話しました。いい歳をして、こんな電話をしている娘の方が悪いのです。

初めて知った市のサービス

親に電話した日、父親はすぐに再度連絡をしてきてくれて、こちらでも考えてみると言ってくれました。私は、主人にも言えなかったことを話せたことで気持ちが少し軽くなり、そんな親の存在に心から感謝しました。後日、父から連絡があり、市役所に相談してみたらどうかと提案されました。

私はこの時まで知らなかったのですが、市には相談窓口というものがあり、日常生活で発生する悩みの相談に無料でのってくれるのです。

その相談受付内容は幅広く、私の住む市では、消費生活相談、法律相談、女性のための相談、子どもに関する相談、すまいの相談、こころの相談など、多岐にわたります。

それぞれの専門家が対応してくれますし、会社などで昼間の相談が難しい場合は、夜間に相談を受け付けてくれたりもします。そして、もちろん無料です。私は、さっそく市役所へ電話をしました。

簡単に事情を説明し、電話で予約をとって、その日時に市役所で相談するというかたちです。しかし、残念ながらすぐには予約がとれませんでした。

無料であることから相談する人の数が多く、また、私が住む市では相談できる曜日が決まっており、市役所への相談は諦めざるを得ませんでした。数週間先の相談でも構わないという時間的な余裕も、仕事を休んで相談に行く金銭的な余裕も、どちらも我が家にはなかったのです。

有り難い、フリーダイヤル!

そして市役所への相談を諦めた理由は他にもあります。

市役所も利益を得るために相談窓口を開設しているわけではありません。ひとりひとりの状況の把握として、簡単な文章程度はパソコンなどに残しているでしょうが、民間企業のように電話連絡の履歴を共有するような端末の所有まではしていないのが現状です。

ですから、1度電話を切って再度電話をした際、または別の課へ一旦電話を繋げて頂く際などには、もう1度初めから話をしなければいけないことが多く、正直不便さを感じました。

そして不便さを感じるだけでなく、何よりも電話代が気になってしまって仕方なかったのです。当時は今のような通話定額プランもありませんでしたので、相手に1度話をしたことを、最初からもう1度話をするということは、電話代も2倍かかるということだったのです。

お金に困って電話をしているのに電話代がかかり、その電話代を支払えるか心配しなければいけないという状況。この状況を変える他の解決策はないか、と思ったわけです。

そこで発見したのが、法律相談事務所のフリーダイヤルです。これなら電話代もかからない、運が良ければ数日内に相談ができるかもしれない、問い合わせるだけならお金もかからないし、とにかくかけてみよう。

まさに法律相談事務所のCMで流れる言葉通りの行動をした私ですが、このようにして私は、この状況の解決へと1歩近づくことができたのです。

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