車のローンが一括で支払えないので・・・

毎月の収支を報告書として弁護士に提出し、私達は管理されながらの毎日を送ることとなりました。

収支報告書には、嗜好品という欄や、外食費という欄がありました。けれど、その欄に記載があると怒られるような気がして、ビクビクしていたのを思い出します。

今考えると、この収支報告書を出すことにより家計を見つめ直すことができたとも言えるのですが、当時はとても窮屈に感じていました。

民事再生の手続きに対する気持ち

債権者に連絡をしてもらい、これからの連絡は弁護士を介するようにと伝えていただいてからは、連絡もぱったり途絶えて平和な毎日が訪れました。

私達は弁護士という存在にとても感謝しましたし、このような制度がある日本にも感謝しました。けれど、なんとも言えない気持ちになった瞬間もありました。それは、私が考えていた以上に民事再生のハードルは低かったと感じた時です。

あくまでも私達夫婦の感覚なのですが、弁護士と打ち合わせをしていると、○年前の給与明細か家計簿はありますよね・・・とか、貯金がいくらありますか?とか、売却できるような財産はありますか?とか、そういう言葉が飛び交います。

私達の気持ちとしては「そんなのあったら、民事再生することになってない!」です。

家計簿をきちんとつけたり、給与明細をすぐ分かるかたちで保管しておいたり、そんな普通の日常が送れないほど、家庭もめちゃくちゃ、精神的にもめちゃくちゃ、体はボロボロになって事故解決できないから相談しているのです。

弁護士からの「民事再生を使ってやり直すことは、とてもいい選択」の意見には賛成できましたが、全体として、私達の感覚は真面目すぎるのかな、という印象でした。もちろん私達は、自分たちが普通の感覚だと感じているわけですが。

車のローンを一括返済できるかどうか

先ほども少し書きましたが、貯金がいくらあるかとか、所有する財産や売却できる財産はどの程度あるのかといったことを弁護士と確認することになります。民事再生では、高価な財産でない限り、持ち物は手放さなくても良いということでした。

私達の住む地域では、車がないと不便なので、車はどうなるのかが気になりました。確認したところ、すぐにローン残高を支払えるのであれば、車を所有し続けることができると分かりました。

私達はローン残高を支払い、財産として車を手元に残しておきたいと思いました。けれど、ローン残高の20万ほどが支払えないために、諦めざるを得ませんでした。

ローンを返済できない車は、車のローン会社の所有物となるので、後日その会社に車を返すことになりました。

私は車には愛着があったので、回収されたその場にはどうしても立ち会うことができませんでした。家の中から、主人と回収業社との会話が何となく聞こえてきましたが、辛くて聞くこともできませんでした。

後になって見に行くと、当たり前ですが、車はもうなくなっており、がらーんとした庭が広く感じました。

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